LUCRUMのパラメーターは次のとおりです。
パラメーターそれぞれの役割
1. 運用ロット数 (手入力で指定)
ポジションあたりのエントリーロットを指定できます。(最小ロット0.01)
2. アルゴリズム変動値(AIによる変動)
エントリーの根拠となる売買分析に関する強度です。
この数値がエントリーの対象アルゴリズムとなります。
数値が小さいほど売買量が多く、大きいほど投機を絞ります。
3. 学習モード 固定(この機能は操作,変動対象にはなりません。)
AIと通信する際の学習機能です。
4. AIモード 固定(手入力で指定)
AIのモードを指定できます。
- 0=OFF・・・通常の無通信EAとなります。
- 1=StableMode(安全稼働)・・・AI機械学習によって算出された数値で長期運用でドローダウンされないような安全数値を算出し適応されるモードです。
- 2= BoostMode(売買数優先稼働) ・・・売買回数と利益を優先し短期スイングトレードにて最適な数値を適応されるモードです。
5. 売り判定アルゴリズムバランス(AIによる変動)
売りポジションにおける判定バランスを指定します。相場の状況を買いと売りで5:5で見た場合に割合がどのくらい売り投機に傾いたら売りを入れるかを数値で指定します。
6. 買い判定アルゴリズムバランス(AIによる変動)
買いポジションにおける判定バランスを指定します。相場の状況を買いと売りで5:5で見た場合に割合がどのくらい買い投機に傾いたら買いを入れるかを数値で指定します。
7. 証拠金維持率( true/false 手入力で指定)
証拠金維持率による決済機能です。指定数値で証拠金維持率を設定し証拠金維持率を下回ったら決済をします。
8. 証拠金維持率(%)(手入力で指定)
決済をかけたい維持率を数値で指定します。証拠金の計算方法は以下のサイトを参考にしてください。
https://www.xmtrading.com/jp/forex-calculators/margin
9. 口座残高制限(true/false 手入力で指定)
口座残高が指定金額以下になったら売買を入れないという機能です。
10. 口座残高制限(円設定) (手入力で指定)
残高制限をかけたい金額を指定できます。50000と入れると5万円以下の時には売買されなくなります。
11. ダイバージェンスON (AI ONでは全適応 AI OFFの場合はON/OFF可)
RSI を使ったダイバージェンス判定を行ないます。
※ダイバージェンスに関しましてはこちらの記事をご確認ください。
12. ダイバージェンスサーチ期間
ダイバージェンスを測るための期間(1はローソク足1本分)です。
13. RSIの期間 固定
ダイバージェンスを取得するRSIの計算期間です。
14. 利益確定(TP)
TP(テイクプロフィット= 利益確定)のPipsを指定します。
※注意 GOLDの場合、1Pips = 10 10Pips =100となります。
15. ナンピン0N(ON=true/OFF=false)
ナンピンポジションを機能させるスイッチ機能です。
16. ナンピン1回目 ~15回目
ナンピン幅をPipsで指定します。
例:-100と入力された場合、マイナス10Pips時に追加ポジションを持ちます。
100と入力された場合、プラス10Pips時に追加ポジションを持ちます。
17. 追加ポジション
各ナンピン時の追加ポジション数を指定します。
例:1回目1とした場合、ナンピン1回目はロット×1倍となります。
2回目以降から2、3、と増やした場合、ナンピンするごとにロット数を2倍、3倍と増やします。(マーチンゲイル方式)
逆に1回目からポジションが増えるにつれてロット数を下げる場合4,3,2,1のようにリスクを徐々に小さくすることも可能です。
(ピラミッディング方式)
トレーリングストップに関しては以下の記事を参考にしてください。
18. トレール開始
指定数値以上の利益(Pips)が発生した段階で発動されます。
19. トレール決済
指定数値以上のマイナス(Pips)が発生した段階で発動されます。
20. トレール変動値
指定数値の利益(Pips)が発生するごとに決済位置を変動されます。
21. スプレッド許容範囲
指定スプレッド以下で取引を行うように設定されます。
27. 複利運用0N(ON=true/OFF=false)
取引を複利運用行います。
複利とは残高に合わせて取引ロットを上げていく利益追求型の運用方法です。
残高に対し、指定数値のリスクで持てる最大ロットでエントリーするようになります。
28. 複利リスク(%)
複利運用におけるリスクを指定します。
29. マジックナンバー
取引時においてEAを示すナンバーです。
30. 取引許可開始
取引を許可する時間をMT4サーバー時間で指定します。
指定した時間以降から新規ポジションを持つことが可能です。
31. 取引終了(追加ポジションを停止)
取引を終了する時間をMT4サーバー時間で指定します。
指定した時間以降からは新規ポジションを持たなくなりますが、指定時間前に持たれた新規ポジションが決済されていない場合にはナンピンポジションは追加されます。
32. 最大保有ポジション
1エントリー時のポジション数を指定します。
※Ver2以降はバグ対策のため手動設定はできなくなりました。
33. スリッページ
約定ズレの許容範囲を設定します。大きくするほど、約定ズレに対応してポジションを取りやすくなりますが、意図したポジションとは大きくずれる可能性があります。
Ver2以降は売買注文は4固定、決済注文のみ指定が可能です。